家系図作成を急がなければいけない理由

 家系図は戸籍を基にして作製しています。ということは戸籍がなければその部分の家系図が

 作れないということになります。

 戸籍にもいくつか種類があるのをご存知ですか?

 大雑把に分けると『現代戸籍』と『除籍』の2種類に分類でき、『現代戸籍』は現在もその戸籍の

 中に1人以上の方が在籍している現役の戸籍です、

 『除籍』とは、その戸籍の中に誰もいない(死亡、離婚、縁組で出ていってしまった等)或いは

 その戸籍以外に新戸籍が出来た場合(現在の本籍地の管轄外に転籍や制度改正によってなど)

 に元の戸籍が除籍になります。

 問題は『除籍』の方です。何が問題かというと除籍は80年で保存期限が切れるのです。 

 (戸籍法施行規則88条第3項)で保存期限がきれるとどうなるかというと廃棄処分されることになります。

 勿論期間経過したら即刻処分されるとは限りませんが(自治体によって違う)処分出来ます。

 私も実際に処分に携わった経験があります。

 処分されれば基本的に発行してもらうことは出来ません。

 廃棄処分されているのだから発行できるわけがないだろうと思うでしょうが

 実際には廃棄処分という手続を踏んだだけで現物は保管しているという場合があるからです。

 現代の戸籍は、『三代戸籍の禁止』ということで親子二代までしか記載できませんが、

 以前の法制下の古い除籍は平気で四代仲良く記載されていたりしますのでそのような除籍が

 一つでも取得できない事態は 家系図作成にとっては非常に痛いことなのです。


 以上のような理由で家系図作成は、時間との勝負でもあるわけで

 『そのうちに機会を見て家系図でも作っておくか?』

 などと考えていると取り返しのつかないことになりますので家系図作成に関心をお持ちの方は

 一刻も早く作製することをお勧めします。

煽る訳ではありませんが、これは事実です。



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